つくば市・近づく台風に備え対策。木部の仕上げに防腐材のキシラデコールを塗布!
【施工の状況】
高圧洗浄から始まった施工は、シーリングの打ち換え、クラック補修、軒天や雨樋の塗装、木部の洗い出し、外壁の下塗りから上塗りまで完了しました。
今回は、木部の仕上げ作業を詳しく紹介したいと思います。
台風対策
台風が近づいて来るとの天気予報があり、対策をおこないました。
飛散防止のシートが強風の影響で飛ばされるのを防ぐため、足場にまとめておきます。このシートは通気性と圧迫感を考慮して、メッシュシートが採用されています。普段からしっかりと固定はしてありますが、シートを一か所に集め厳重に固定し、足場の倒壊を防ぎます。

木部洗い出し
先日おこなった木部洗い出しの続きです。


乾燥してから確認したら汚れが残ってしまっていたので、再度アク抜き剤を塗布していきます。
通常の工程では、アク抜き剤塗布→シミ抜き剤塗布→防腐剤塗布→完了ですが、木部の状態に応じて回数を変更し、シミを抜いていきます。
木部仕上げ

仕上げは防腐効果のある塗料を使います。この塗料はキシラデコールといって、木部専用に開発された塗料です。防腐効果のほかに、防虫、防カビの効果も兼ね備えています。


キシラデコールをシミ抜きが終わった柱に塗布していきます。
キシラデコールは、木部の表面を覆うのではなく、木の内部まで浸透します。
塗膜が剥がれたところから、腐ったり、虫の被害に遭うということがありません。
右の写真は、塗装が完了した柱です。
施工前は、紫外線で色褪せ、カビや雨などのシミができていましたが、アク抜きとシミ抜きを繰り返し、キシラデコールが浸透し、綺麗な状態になりました。
その他の作業


外壁の塗装まえに、エアコンのホースのカバーの復旧をおこないました。
左が施工前の写真です。茶色のカバーが破れてしまい、中のホースが見えてしまっていました。
右の写真が復旧後です。
破れたカバーを取り外し、新しいものを取り付けました。
2階のエアコンの室外機は、ほどんど目にすることがないので、今回修理につながり良かったと思います。
施工が完了しました

すべての施工が完了しました。
気になっていた外壁のひび割れと雨樋の汚れは、補修と高圧洗浄の後の塗装できれいで丈夫な塗膜が完成しました。