台風前にやっておくべき屋根の点検とは?被害を防ぐための準備と対策を解説!

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近年、大型台風の上陸が相次ぎ、甚大な被害をもたらしています。
その中でも、屋根の被害は深刻で、家屋の倒壊や浸水に直結するケースも少なくありません。
台風が近づいてから慌てるのではなく、事前にしっかりとした準備をすることが、大切な家族と財産を守ることに繋がるのです。
今回は、台風前にやっておくべき屋根の点検について、具体的なチェックポイントや応急処置から、専門会社への依頼の判断基準までを詳しく解説します。
台風による屋根被害の典型例
台風による屋根被害は様々ですが、最も多いのは強風による「棟板金の剥がれ」や「瓦のズレ・破損」でしょう。
棟板金は屋根の頂上に設置され、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。
これが剥がれると、雨漏りの原因となるだけでなく、強風によって屋根全体が吹き飛ばされる危険性も高まります。
また、瓦のズレや破損も、雨漏りや内部構造へのダメージに繋がるため、注意が必要です。
さらに、雨どいによる被害も無視できません。
雨どいの詰まりや破損は、雨水の排水不良を引き起こし、屋根への負担を増大させ、浸水被害を招く可能性が高いと言えます。
他にも、外壁へのダメージやアンテナの破損なども、台風による被害として挙げられます。
これらの被害は、台風が過ぎ去った後に発覚するケースが多く、事前の点検が重要となるのです。
台風による雨どい被害の補修事例はこちら▼
https://www.kasumibisou.com/works/2022/article-6817/

被害を防ぐためにやっておくべき事前点検とは?
台風が接近する前に、屋根の状態をしっかりと確認することが、被害を最小限に抑えるための第一歩です。
高所作業となるため、危険を伴う作業でもあります。
安全に配慮し、無理せず、専門会社に依頼するのも一つの選択肢でしょう。
しかし、簡単な点検であれば、自分でも行うことが可能です。
まずは、屋根全体を目視で確認し、異常がないかチェックしましょう。
特に、棟板金、瓦、雨どい、そしてアンテナなどを注意深く見ておくことが重要です。
目視で確認できない部分については、双眼鏡などを活用するのも良いでしょう。
また、屋根裏部屋があれば、そこから天井裏を確認し、雨漏りの痕跡がないかチェックしましょう。
雨漏りの痕跡を発見した場合は、早急に専門会社に相談することが大切です。
具体的なチェックポイント(棟板金・雨どい・瓦のズレなど)
具体的なチェックポイントを見ていきましょう。
まず、棟板金は、しっかりと固定されているか、剥がれや浮き上がりがないかを確認しましょう。
錆びや腐食がないかも確認することが重要です。
次に、瓦は、ズレや割れ、欠けがないかを確認します。
特に、棟部分や軒先の瓦は、強風を受けやすいので、注意深く観察しましょう。
瓦がズレている場合、すぐにでも補修が必要です。
そして、雨どいも重要なチェックポイントです。
詰まりや破損がないか、しっかりと確認しましょう。
雨どいが詰まっていると、排水不良を起こし、屋根への負担が増大します。
また、破損している場合は、雨漏りの原因となる可能性が高いと言えます。
さらに、アンテナの固定状態も確認しましょう。
アンテナがしっかり固定されていないと、強風で倒れてしまう可能性があります。
これらのチェックポイントは、高所作業となるため、安全に十分配慮して行いましょう。
応急処置でできる強風対策
点検の結果、軽微なズレや破損を発見した場合、応急処置で対応できるケースもあります。
例えば、瓦のズレであれば、ブルーシートで覆ったり、可能であればズレた瓦を戻したりできます。
ただし、高所作業となり危険が伴うので、業者に依頼するのがおすすめです。
また、雨どいの詰まりであれば、ゴミを取り除くことで排水性を改善することができます。
しかし、これらの応急処置はあくまで一時的な対応であり、根本的な解決には至らない場合が多いです。
本格的な修理は、専門会社に依頼することをお勧めします。
応急処置でできることは限られていますので、無理をせず、専門家の判断を仰ぐことも重要です。
業者に頼むべき場合と自分でできる範囲の見極め方
屋根の点検や修理は、高所作業となるため、危険が伴います。
自分の判断でできる範囲と、専門会社に依頼すべき範囲をきちんと見極めることが大切です。
軽微なズレや破損であれば、自分で応急処置を行うことも可能でしょう。
しかし、大きな損傷や複雑な修理が必要な場合は、専門会社に依頼するべきです。
また、高所作業に不安がある場合や、危険を感じた場合も、迷わず専門会社に相談しましょう。
安全を確保しつつ、的確な判断をすることが、最も重要です。
依頼前にしっかりと見積もりを取るようにしましょう。
台風前に家を守るメンテナンス事例はこちら▼
https://www.kasumibisou.com/works/2022/article-6771/

まとめ
台風前に屋根の点検を行うことは、家屋の安全を守る上で非常に重要です。
この記事で紹介したチェックポイントを参考に、事前にしっかりと点検を行いましょう。
軽微な損傷であれば、自分で応急処置を行うことも可能ですが、高所作業には危険が伴うため、安全を第一に考え、必要であれば専門会社に依頼することをお勧めします。
台風による被害を最小限に抑え、安心安全な暮らしを手に入れましょう。
早めの点検と適切な対策で、大切な家族と財産を守ることができますよ。
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