土浦市で雨漏りSOS!コロニアル屋根塗装で傷んだ屋根塗膜を保護していきます!
こんにちは!霞美装です!
土浦市のお客様より、雨漏りのSOSです!
車庫として使っている建物が原因不明の雨漏りが起きているというご相談がありました。
当社で調査してみると、外壁内部の防水シートの不備と、外壁コーキングの劣化という一次防水と二次防水の機能不全により雨漏りが起きているということがわかりました!
今回の記事では、屋根塗装についてご紹介していきます。

前回までに、棟板金を貫板ごと交換したので、今回はコロニアル屋根の塗り替え工事です!
コロニアル屋根は軽量スレート瓦と呼ばれる薄く軽い板状の屋根材です。
安価で施工のしやすさで近年人気の商材です。
耐用年数も20年近くと非常に長く利用できる屋根材ですが、従来の瓦屋根と比べてしまうと表面塗膜が紫外線や雨水によって傷んでしまうので、定期的な塗装が必要になっていきます。

まず、塗り替え前に、コロニアル屋根ひとつひとつにタスペーサーという縁切りようの器具を設置していきます。
コロニアル屋根は屋根瓦同士の隙間が狭いので、塗装の際に埋まってしまうことがあります。
隙間が埋まってしまうと雨水の逃げ場がなくなり、雨漏りの原因になるためしっかりタスペーサーで縁切りしていきます。

続いて下塗りを行っていきます。
今回使用したのは『サーモテックシーラー』という遮熱塗料の下塗り剤です。
屋根の表面温度は夏には70度近くまで上昇します。
高すぎる温度は屋根材の劣化を早めてしまいます。
遮熱塗料で赤外線をカットして屋根材を保護していきます。

1回目の下塗りが完了しました。


今回、傷みの具合が大きかったので、下塗りも2回行います。
しっかり下塗り剤を屋根に浸透させていくことによって、上塗り剤の吸い込みを防ぎ、むらのない仕上がりになっていきます。

雨押えや棟などは金属部材のため、まずはケレン処理をしてサビを落とします。

板金部分にサビ止めを塗っていきます。
金属部材は酸素に触れるとそこから酸化という化学反応をおこし、サビを発生させていきます。
サビてしまった金属は、非常にもろくなっているので穴が空いたりとトラブルを引き起こします。
そのような劣化を防ぐために、金属部材にはしっかり防サビ塗装を行ない対策していきます。

サビ止めが完了しました。
次回は上塗りです!