かすみがうら市、鉄骨鉄筋コンクリート造の2階建てテナントビルの現場調査!
![塗装のための現地調査](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220114_0006_未設定_未設定.jpeg)
こんにちは!霞美装です!
かすみがうら市にある2階建てのテナントビルの塗り替え工事のご相談を承りました!
まずは現場調査を行い、どこにどんな劣化が見られるかチェックして施工内容を決めていきます!
霞美装では、一戸建て住宅の塗装メンテナンスだけではなく、テナントビルや店舗・事務所などの商業施設の塗装メンテナンス・補修工事も行っております。
工事中も営業ができるのか?
休日は工事を行わないでほしい。
空きテナントの内装工事も相談したい。
など、オーナー様のご希望にあわせた工事計画を提案しております。
お困りの際は霞美装にお気軽にご相談ください!
現場調査
![外壁はALC](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220113_0004_未設定_未設定.jpeg)
今回のテナントビルですが、外壁はALC(軽量気泡コンクリート)でできていました。
ALCは従来のコンクリートよりも1/4の重量の建材です。
気泡が入っていることで、空気の層が生まれ高い断熱性を誇ることから、高層ビルや店舗用の外壁素材として使用されています。
また、コンクリートということでメンテナンスを続ければ長く使用することができます。(耐用年数50年)
高耐久性、高耐火性がありますが、反対にセメントを主としているため吸水性にすぐれ、定期的なメンテナンスが必須と言われています。
![ヒビの入った外壁](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220113_0005_未設定_未設定.jpeg)
外壁表面にヒビが入っています。
今回のテナントビルは、鉄骨鉄筋コンクリート造ということでALC外壁内部に鉄骨の骨組が埋まっています。
ALCはもとより吸水性に優れています。
外壁表面のヒビがあるとなおさら雨水が外壁内部に浸透してしまいます。
外壁内部に侵入した雨水は見えない部分から鉄骨を腐食させていくので、しっかり塗装での防水性能アップを行う必要があるのです。
共用部の内部階段の壁もひび割れが見えます。
こちらもしっかり塗装していきます。
テナントショップは一部空き店舗ということですが、営業中のお店もあるため、ショップ担当者に工事計画をしっかりご説明して工事を行うようにします。
![ヒビ割れが発生](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220113_0003_未設定_未設定.jpeg)
![ボロボロの外壁](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220113_0001_未設定_未設定.jpeg)
ALC外壁はボードを組み合わせた際に目地ができるためコーキングを打ち込んでいます。
コーキングは耐用年数が5-10年程度と短めなものが多いです。
紫外線などで傷むと外壁の間に隙間ができたり、ひび割れたりして防水性能が低下します。
打ち替えを行って防水性能を維持できるようにしましょう。
屋根は金属製のものでした。
全体的に錆びついているのがわかります。
![錆びついた金属屋根](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220114_0008_未設定_未設定-e1684386523716.jpeg)
![塗装が必要な状態です](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/10/KBビル_20220114_0009_未設定_未設定-e1684386547930.jpeg)
金属は雨水に含まれる酸素と結びつくことで腐食し、サビを発生させます。
サビが発生すると最悪の場合、金属屋根に穴が空いて雨漏りの原因になります。
しっかり塗装してサビの発生をおさえましょう。