龍ヶ崎市:紫外線劣化に強い無機UVコート遮熱で上塗りをおこない、丈夫な屋根に仕上がりました
屋根の下塗り開始

屋根の下塗りに使用するのは、UVルーフプライマーです。塗料の缶が2つありますね。この塗料は、2液型という分類で主剤と硬化剤に2つに分かれている塗料です。2つを混ぜ合わせ使用します。

2液型の特徴は下地との付着性や乾燥性、塗膜の強度、光沢の維持率が高い傾向にあります。また、硬化が早く短時間で重ね塗りをおこなうことができます。
主剤と硬化剤を既定の時間、しっかりと撹拌していきます。
下塗りをおこないます

1回目の塗装をおこなっているようすです。
ローラーを使い塗り広げていきます。

1回目の下塗りが完了しました。
塗装では下塗り1回、上塗りの塗料で中塗り・上塗りと合計3回塗り重ねることが一般的ですが、屋根の状態によって、塗り重ねる回数は変わります。

今回は、スレート屋根の劣化が進んでいたので、2回目の下塗りをおこないます。塩害で劣化が通常より早く起きる地域などでは、下塗りの回数は増えます。劣化が進んで、塗装の効果が発揮できない状態では葺き替えをお勧めしています。

2回目の下塗りが完了しました。2回塗装をおこなった分、塗膜が厚くなり丈夫になります。
上塗りの塗料の紹介

上塗りには、無機UVコート遮熱を使用します。こちらも2液型の塗料です。既定の時間撹拌し、作業開始です。

上塗りには、無機UVコート遮熱を使用します。こちらも2液型の塗料です。既定の時間撹拌し、作業開始です。

1回目の上塗りが完了しました。
タスペーサーが取り付けられているので、塗膜によって隙間を塞ぐ心配がありません。
上塗りの開始です

2回目の上塗り作業のようすです。既に、塗装したスレート屋根にツヤが見られますね。同じ塗料を2回重ねることにより、塗膜に充分な厚さを持たせることができます。

この塗料は、先ほど紹介した耐候性(劣化が起こりにくい)・耐屈曲性(塗膜が割れにくい)・低汚染性(汚れにくい)の3つの特徴があります。遮熱効果もあるので、夏も快適にすごせます。

塗料の特徴を生かすには、適切な塗装が不可欠です。
下塗り2回と上塗り2回を繰り返し、丈夫な塗膜ができました。美しいツヤはありますね。