石岡市築27年の住宅。外壁修理を希望され現地調査に伺いました
更新日 : 2021.09.30
外観・屋根
今回お伺いしたのは、築27年ほどの一戸建て住宅です。
全体的に色あせが目立っておりました。
屋根自体は大きな損傷はありませんでしたが、瓦にところどころ小さく欠けている箇所が確認できました。(写真右)


外壁
外壁の様子です。
木の枝が当たり、外壁が破損している箇所があり補修を希望されていました。長年蓄積された汚れなども目立っており、塗膜が劣化していました。


雨樋
雨樋の様子です。
やはり色あせが目立っています。雨樋は丈夫に出来ていますが、歪んだり穴が開くなど劣化が激しい場合は本来の機能を果たせませんので、交換となる場合もあります。


軒天・鉄部
軒天にも汚れがついているのがわかります。湿気が溜まりやすい箇所ですので、このまま放置しますとカビや藻が生えやすくなってしまいます。
鉄部にはシミのようなものが見え、このまま放置しますとサビの発生が心配されます。


雨戸・水切り
雨戸も塗膜が劣化し色あせが目立っていましたので、塗り替えをお勧めいたしました。水切り部分も同様に、塗膜が劣化してしまっています。


サーモグラフィ
サーモグラフィで外壁の内部温度を測ります。
青く表示されいる部分が温度が低い箇所で、水分が入り込んでいる可能性が高いことを示しています。




どちらの外壁も青く表示されている箇所が見られ、外壁内部に水が浸入している可能性が高く表示されています。
外壁に破損箇所が何ヶ所もありましたので、そこから水が浸入していると思われます。
外壁の傷みにより水が入り込み、湿気を帯びていたりひどい場合は雨漏りしていることもあります。