鉄部はサビ止めと高耐候性、木部は防カビと防虫の素地に合わせた塗料で施工!
鉄部の塗装をおこないます
軒の塗装の様子


外壁塗装の現場では、金属製の付帯部を鉄部と呼びます。ここでは、金属製の軒の塗装をおこないます。
金属製ですから、こちらにもサビ止めを塗布していきます。使用している塗料は、サーモテックメタルプライマーです。赤外線を反射する遮熱性を持った塗料ですから、夏の強い日差しでも軒の温度上昇を防ぐことができます。毎年、温暖化の影響で30度を超える日が続きますから、今年の夏は少し快適に過ごせそうですね。


霧除けの中塗り・上塗りには、マックスシールド1500Siを使用します。この塗料は、紫外線や風雨に風雨に高い耐候性があります。
雨戸の施工をおこないます


左の写真は、雨戸に養生をおこなった状態です。雨戸のレール部分は塗装をおこなってしまうとスムーズな開閉ができなくなる可能性があります。
右は、サビ止めを塗布しているようすです。雨戸も金属製なので、使用している塗料はサーモテックメタルプライマーです。


雨戸の塗装です。
左の写真は、中塗り(1回目の上塗り)のようすです。
雨戸は表面に凹凸があるので、塗料を充分にいきわたらせるために、ローラーと刷毛を使い分けながら作業をおこなっていきます。
右の写真が上塗り完了後ようすです。ツヤが出て新品のようです。劣化に強い塗料で塗装をおこなったので、美観を長く維持することができます。
木製の柱の塗装をおこないます


玄関の軒天は化粧垂木の重厚感がある軒天です。
よく見るとところどころ色むらができてしまっています。木製の丸柱と一緒に木材専用の塗料で塗装をおこないます。
今回使用している塗料はキシラデコールです。防腐・防カビ・防虫効果があり、表面を覆うのではなく、木の内部に浸透する塗料なので、表面が剥がれてそこから虫に喰われるといった被害がありません。
刷毛を使い、丁寧に塗布していきます。

施工が完了した、玄関前のようすです。柱や化粧垂木が落ち着いた色になり、重厚感が増しました。
施工が完了しました

全ての施工が完了し、足場を撤去しました。
チョーキングが起きていた外壁や、一部が剥がれていた軒天など劣化が進んでいる状態でした。
素地に合わせた塗料と、劣化の状態に合わせて塗装をおこないました。丈夫な塗膜を作ることができたので、美観の維持も実現しました。
外壁塗装の相見積もりについて
外壁塗装ではたくさんの決まりがあります。
素地に合わせた塗料を使用すること、面積に対しての塗料の量、塗料の使用期限、乾燥時間や撹拌時間、重ね塗りをおこなう回数など事細かにメーカーが塗料ごとに定めています。
施工をおこなう際は、これらのことを守りながら、塗り残しやムラがないように作業をおこなっています。
ただ塗料を塗っているだけでは、塗料の機能を発揮させることも、美観を維持することもできません。
安い値段で選択した業者が塗布量を守らないということもあります。
見た目では、塗布量がきちんと守られているか確認することは難しいのです。
ですから、外壁塗装でも相見積もりが重要になります。
分からないからこそ価格や相場を知るために、多くの業者から見積もりを取り、比較し、検討することが必要になります!