失敗しない木材外壁塗装!適切な塗料選びと防水対策のポイント

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スギやヒノキの材の外壁は温かみのある質感で住宅に趣を与えます。一方で紫外線や雨風の影響を受けやすく、適切な手入れを怠ると劣化が進みます。
美しい木目を保つには外壁塗装が重要です。
失敗しない木材外壁塗装の秘訣を解説します。
木材に適した外壁塗料の種類
木材は「呼吸する素材」と呼ばれるほど湿度の影響を受けやすく、周囲の環境によって伸縮を繰り返す特性があります。
そのため、木材の動きを妨げない塗料選びが外壁塗装の品質と耐久性を左右します。
「浸透性塗料」はステイン系塗料とも呼ばれる塗料です。木材の内部に染み込み、木目や質感を活かした自然で温かみのある仕上がりになるのが特徴です。
通気性を確保できるため、内部に湿気がこもりにくく、木材本来の調湿機能を損なわない点がメリットです。
一方、合成樹脂塗料などの「造膜性塗料」は表面にしっかりとした塗膜を形成し、防水性や耐久性に優れています。
ただし、木材の伸縮に追従できない場合は、ひび割れや塗膜の剥がれが生じる可能性があります。
さらに、使用する木材の種類や立地条件、日当たりや風通しといった周辺環境も考慮が必要です。
防腐・防カビ効果の有無、紫外線吸収剤が配合されているかどうかも、長期間美観と耐久性を保つための重要な判断材料となります。

防水対策の重要性
木材は水分を吸収・放出する性質を持っているため、湿気や雨水の影響を強く受けます。
防水対策が不十分だと、内部に水分が浸透し、木材の耐久性が大きく低下してしまいます。
水分が内部に入り込むと、腐食やカビの発生を招くだけでなく、乾燥と吸水を繰り返すことで木材が伸縮し、ひび割れや反り、隙間の拡大といった不具合が生じます。
そのため、外壁のひび割れや建材の取り合いに生じた隙間などをパテやシーリング材で補修をおこない、雨水の侵入経路を確実に遮断することが不可欠です。
施工の前には防水性が保たれているか、経年劣化により塗膜が劣化している箇所はないか、雨水の流れが適切に確保されているかなどチェックし、必要に応じて補修・塗装を行うことで、長く安心して美しい木材外壁を維持することができます
木材塗装の手順とポイント
木材外壁の塗装作業では、まず安全確保のために足場を設置し、周囲への塗料飛散を防ぐための養生を行います。
これにより、作業効率と仕上がりの品質が大きく向上します。
下地処理は塗装工程の中でも最も重要で、仕上がりの美しさと耐久性を左右します。
古い塗膜や汚れ、カビ、藻などを徹底的に除去し、木材表面を清潔な状態に整えることが不可欠です。さらに、木部のひび割れや欠けがある場合は、パテや補修材で埋め平滑に整えることで、密着性や仕上がりがよくなります。
塗装は、使用する塗料の種類によって施工手順も異なります。
浸透型塗料の場合は、木材内部に塗料を染み込ませて保護するため、通常は2回塗りで仕上げます。木目を生かしつつ、木材の内部から防水性と耐久性を高め、自然な質感を保つことができます。
造膜型塗料の場合は、木材の表面に塗膜を形成して紫外線や雨水からしっかりと保護します。こちらは、下塗り1回+上塗り2回の3工程が基本で、塗膜に十分な厚みを持たせることで、高い防水性と耐候性を発揮します。
いずれの塗料を使用する場合でも、塗装する建材の特性や状態を見極め、選定した塗料の特性に合わせた塗装方法を取ることが大切です。
メンテナンス方法
木材外壁を長持ちさせるためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
年に一度は外壁全体を目視で確認し、塗膜のひび割れや剥がれ、カビや藻の発生、木材自体の腐食がないかをチェックしましょう。
劣化が軽微なうちに補修を行うことで、大規模な修繕を防ぎ、結果的にメンテナンスコストを抑えることにつながります。
木材外壁の塗装時期の目安としては、新築からおよそ10年程度、または前回の塗装から7〜10年程度で再塗装を検討するのが一般的です。
ただし、環境条件によって劣化速度は異なるため、状態に応じた判断が重要です。
DIYで行う場合の注意点
DIYによる木材外壁塗装は、材料費や施工費を抑えられるというメリットがありますが、専門的な知識や技術が不足していると、仕上がりや耐久性に不満が残るリスクもあります。
特に重要なのが安全対策で、高所作業となる外壁塗装では、安定した足場の確保や安全帯の使用が必須です。
転落事故を防ぐためにも、安全対策は決して妥協してはいけません。
また、使用する塗料や洗浄剤には有害物質が含まれている場合があるため、手袋、マスク、保護メガネなどの保護具を必ず着用しましょう。
建物の高さがある場合や、木材の劣化が激しい場合、下地補修が多く必要な場合は、無理をせずプロの業者に依頼することを強くお勧めします。

まとめ
木材の外壁塗装は住まいを守り耐久性を高めるために不可欠です。
適切な塗料選び、丁寧な防水対策、正確な塗装手順を踏むことで、木材の風合いを活かしながら長期間美しい外観を維持できます。
定期的な点検とメンテナンスが塗装の効果を最大限に引き出します。
よくあるご質問
Q1.木材外壁塗装で失敗しやすいポイントは?
A1.木材外壁塗装で多い失敗は、塗料選びを誤ることと下地処理不足です。
木材は吸水性が高く、適さない塗料を使うと早期の剥がれや色ムラが発生します。
また、汚れや古い塗膜を十分に除去せずに塗装すると、防水性・耐久性が大きく低下します。
木材の特性を理解した施工が重要です。
Q2.木材外壁塗装に適した塗料の種類は?
A2.木材外壁には、浸透型塗料と造膜型塗料の2種類があります。
浸透型は木目を活かしつつ防腐・防カビ効果が高く、自然な仕上がりが特徴です。
一方、造膜型は表面に塗膜を作り防水性が高い反面、剥がれリスクもあります。
住宅のデザインやメンテナンス計画に合わせて選びましょう。
Q3.木材外壁の防水対策で特に重要な点は?
A3.木材外壁の防水対策では、塗料の防水性能だけでなく、ひび割れや破損箇所などの下処理が重要です。
雨水は目地や小さな隙間から侵入し、腐食の原因になります。
塗装前にパテ埋めなどの下地処理やサッシ周りなどの劣化したシーリングを打ち替え、防水性を高めることで木材の寿命を大きく延ばせます。
Q4.木材外壁塗装の適切な塗り替え周期は?
A4.木材外壁塗装の塗り替え目安は、浸透型塗料で3〜5年、造膜型塗料で5〜8年程度です。
日当たりや雨量などの環境条件によって劣化速度は異なります。
色あせや撥水性低下が見られたら早めに塗装することで、補修費用を抑えられます。
定期点検が失敗防止の鍵です。
Q5.木材外壁塗装の費用相場はどのくらい?
A5.木材外壁塗装の費用相場は、30坪前後で80万〜150万円程度が目安です。
使用する塗料の種類や下地補修の有無、防水対策の内容によって大きく変動します。
初期費用だけでなく、耐久性や再塗装までの年数も考慮し、長期的にコストパフォーマンスの良い選択をしましょう。
Q6.木材外壁塗装を業者に依頼する際の注意点は?
A6.木材外壁塗装では、木部塗装の実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
一般的な外壁塗装と同じ工程では不十分な場合があります。
使用塗料の説明や防水対策、メンテナンス計画まで丁寧に説明してくれるかを確認することが失敗を防ぐポイントです。
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