かすみがうら市で築35年のスレート屋根を調査!色褪せて黒く汚れた屋根瓦は雨漏り一歩手前です
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今回はかすみがうら市で築35年の家にお住まいのお客様からいただいた現地調査のご紹介です。
お伺いしたのは営業担当の間彦です。
寄せ棟のスレート屋根
![色褪せたスレート屋根](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調_屋根_1209_M000742.jpg)
かすみがうら市、築35年の家の屋根はスレート屋根でした。
塗装は過去に2回おこなっているとのこと、今回が3回目の塗装のご検討ですね。
お伺いしたのは12月初旬、当日未明に雨がパラついています。
高所カメラで見たスレート屋根は、全体的に色褪せていました。
塗膜が劣化して防水性が失われています
![スレート屋根の溝に沿って汚れがついている](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調_屋根_1209_M000747.jpg)
前回の塗装からは10年弱経っているそうです。
塗装直後はツヤツヤで雨も弾いていたスレート屋根は、紫外線や雨により劣化していきます。
劣化した塗膜は、当初の防水性は失われて、屋根には水分が残りやすくなります。
土埃などの汚れに水分が含まれ、コケやカビの胞子が付着して増えていき、さらに劣化が進んでいきます。
屋根の色が前と違うな?と感じたら、塗装タイミングの可能性が高いです。注意深くみていきましょう。
板金部分もみていきます
![見る部分は屋根瓦だけではありません](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調_屋根_1209_M000743.jpg)
屋根の調査では、屋根瓦の他に、棟などが劣化していないかもみていきます。
築35年のかすみがうら市現場のスレート屋根では、棟板金の釘浮きと重ね目の隙間がみられました。
板金の釘浮きは釘を打ち直して、簡単に抜けてしまわないように補強をしていきます。
重ね目も弾力性と防水性のあるシーリングを打っていきます。
屋根の端部は劣化しやすい
![屋根瓦小口の劣化](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調_屋根_1209_M000748.jpg)
破風板と雨樋が映るやや下から撮影した写真です。
破風板の色褪せ、雨樋の色褪せ、そして屋根瓦の端部・小口の劣化がみられますね。
特に屋根瓦の小口は平面より劣化していることが多いですね。
断面が苔に覆われていることも少なくありません。
いい例えかわかりませんが、消しゴムのカバーも端から破れていきますよね。
かすみがうら市のスレート屋根も、屋根瓦の端から劣化しているものが多くありました。
日当たりの悪い北側はカビが多くみられました
![真っ黒になっていた屋根](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調①_下屋根_1209_M000743.jpg)
下屋根の様子もみていきます。
こちらは特に日当たりの悪い北側です。
外壁も汚れが目立ちますね。
日当たりが悪いと多面と比べて水分が蒸発しにくいので、コケやカビが繁殖しやすいんです。
手前の屋根瓦の最下段は特に真っ黒です。
いつ雨漏りしてもおかしくはない状態です。
屋根瓦自体がダメになってしまう前に塗装をしたいですね。
破風板の塗膜も剥がれ、雨樋も黒く汚れています
![スレート屋根はそのうち雨漏りが起きてもおかしくない状態でした](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2024/03/kasumigaura_gaihekitoso_現調①_下屋根_1209_M000746.jpg)
同じところを角度を変えてもう一枚。
屋根瓦の小口はボロボロ、破風板の塗膜も劣化して剥がれています。
破風板の境目も雨水が染みてそうです。
雨樋も汚れで真っ黒になっていました。
かすみがうら市現地の状態だと、雨漏りが起きる前に早めの塗装をオススメいたします。
次回ブログでは外壁の調査の様子をご紹介します!