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概要
ベランダ防水工事!シート防水にウレタン防水をして複合防水をおこないました
施工内容 | 防水工事 |
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使用材料 | ウレタン樹脂、トップコート |
施工期間 | 約5日間 |
工事のきっかけ
台風対策のためベランダ防水をしておきたいとのことでした。
今回、現状のシート防水にプラスしてウレタン防水をする、複合防水をおこなうことになりました。
一般住宅で多く採用されているベランダ防水は、「FRP防水」と呼ばれるものです。
FRPは繊維強化プラスチックの略称で、耐水性があり衝撃に強いのが特徴です。
今回のお客さま宅はベランダに「シート防水」を採用されていました。
シート防水は、防水性のあるシートをベランダに敷設していく防水工法です。
高耐候性があり、乾燥時間なども不要なため工期が短くてすみますが、衝撃に弱く繋ぎ目からの浸水などのデメリットがあります。
築年数も経っており、近年大型台風も多いことから、台風対策として防水施工のご依頼をいただきました。
柔らかいシート防水の上に固いFRP防水をおこなうと不具合が起きる可能性があるため、ウレタン防水を施していきます。
複合防水 施工開始!
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塗装前にエアコンの室外機をあげて、室外機の下も施工できるようにしています。
洗浄や清掃は完了した状態です。
![まずはウレタン樹脂を塗布していきます。 ダメ込みで、凹凸のあるところや端から樹脂を塗っていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/642fe3061eaa625f22b8225ac21a24b3.jpg)
![ダメ込みが終わったら、面を塗っていきます。 防水のために、ウレタン樹脂に厚みを付けていかなければなりません。 ローラーではなく、コテで厚みが出るように整えながら広げていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/9196e49e7e01edc1d2c2cabfa720bcfc.jpg)
![乾燥のために翌日、ウレタン樹脂塗装の2回めをおこないました。 前回同様、側面の塗装からおこないます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/070f59fcb233711c28bfc9cd7e040fb5-1024x768-1.jpg)
![再び面の塗装、コテで厚みをとりながら塗っていきます。 段差が出来ないように注意して作業をおこないます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/0052bb9c8423b98be6cbda2148627f7f-1024x768-1.jpg)
![写真](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/a3e011d171b7352e630778a34acf207e-1024x768-1.jpg)
最後ベランダの端は、ローラーに長柄(ながえ)という棒をつけて、家の周りに設置した足場に逃げて塗っていきます。
![塗装期間中に雨が降ってしまいました。 水気を切って塗装をしていくため、水切りをしていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/68ba6db76bfdef9400de8c53a594dc44.jpg)
![拭いた後は乾燥時間を設けて、水分がない状態をつくっていきました。 水分が少しでも残った状態で塗装をしてしまうと、水分があった箇所が乾燥して空洞になり、塗膜のヒビ割れなどが発生してしまいます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/21497d4784ee5f5f2bb5218ecb2d726a.jpg)
![乾燥したことを確認して、トップコートを塗っていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/1f07b3a95d8eee367fb8caa9e38b2bb2-1024x768-1.jpg)
![トップコートはウレタン樹脂を保護する役割をもっています。 万が一塗り残しがあると塗り残し部分から劣化をしていくため、丁寧に作業をおこないます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/e773a2bdc8c42f2bee67ca1b382b9078-1024x768-1.jpg)
![ベランダをしっかりと保護するように、トップコートを塗っていきました。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/0522e4ba25ee697046206796050ca857-1024x768-1.jpg)
![写真](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/2350c3f165f92b87b2c333b915dd154f.jpg)
最後に、室外機の下を塗装するための「馬」と呼ばれる道具の足の塗装をおこないます。
足を外したときに塗膜が剥がれてしまわないよう、カッターで切れ込みをいれていきます。
![馬を外したところです。 足のあとが4点残っているので、こちらを埋めていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/f67963572dfcc17eaf90f47392408b04-1024x768-1.jpg)
![速乾性のあるシーリングで、穴を埋めていきます。 注入後は床面と同じになるよう、手早く平らにしていきます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/7c00ba58f66072f234ecdebddc0d038f.jpg)
![成形が完了しました。 シーリングの乾燥が終わるまで、少し待ちます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/43093fe181bbdcf4fe8d1f6380013792.jpg)
![成形が完了しました。 シーリングの乾燥が終わるまで、少し待ちます。](https://www.kasumibisou.com/wp/wp-content/themes/site/images/2022/03/f6df7ab3b76db6f282ca70ab28afdb29.jpg)