

概要
塗り替え工事!外装・内装気になるところを一気にリフォーム!
施工内容 | 外壁塗装 屋根塗装 部分塗装 足場工事 現場調査・点検 塗料 その他 トイレ・インターフォン・洗面台交換、棚設置 |
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使用材料 | 屋根:サーモテックシーラー、スーパーシャネツサーモF 外壁:エポパワーシーラー、超低汚染リファイン1000MF-IR 軒天:マルチエース 他:アステックシール、バリュー工法、ボンドブレイカー、マルチプライマーエポ、フッソUVコート |
施工期間 | 約4週間 |
工事のきっかけ
近所のご友人さまのご紹介。
外装塗装以外にトイレの節水化をご希望。
現場調査!

かすみがうら市のお客様より塗り替え工事と内装リフォームのご依頼を受けました。
まず、工事に先立ち、現場調査を行ない、どのような補修が必要か、材料などの検討を行ないお見積りを作っていきます。
屋根は最近人気のコロニアル材(軽量スレート瓦)でした。
全体的に傷みが出ており、表面に雨染みが見えます。
これはコロニアル材に雨水が浸透していることを示しています。

棟板は板金でした。
錆びついて腐食すると雨漏りを引き起こします。

コロニアル材の一部が欠けています。
かけらが飛んでしまうと思わぬ怪我や事故の原因になります。

軒天の黒ずみはカビが原因です。
湿気がたまりやすいため、カビには要注意です。

ベランダの様子です。
汚れはありますが、防水層まで劣化は進んでいないようです。

外壁サイディングの様子です。
表面にヒビが見え、痛みが出ています。

サーモカメラを見るとわかりますが、ヒビがあるところが青くなっています。これは、外壁内部に雨水が溜まって結露を起こしているせいです。

外壁コーキングも硬化して劣化が目立ちます。

水切りなどの金属部材も塗膜が剥げサビが目立ち始めていました。
足場設置&洗浄!

工事の安全確保のために足場を設置します。
専門の業者に委託し、安全対策を行います。

塗装前に、家屋全体を高圧洗浄機で洗っていきます。
汚れが付着していると、新しく塗った場所が剥がれやすくなったりして、施工不良になってしまいます。
コーキング打ち替え!

外壁のコーキングを取り替えます!
まず、古いコーキングを撤去していきます。

撤去した溝のまわりにマスキングテープで養生し、コーキングがあふれるのを防止します。
溝の中にはボンドブレイカーという、縁切り材を入れていきます。
溝の最奥面にボンドブレイカーを貼ることで、側面にのみコーキング剤が付着し2面接着という状態にします。
コーキングの2面接着、メリットは?

コーキング剤の2面接着にはどんなメリットがあるのでしょうか?
全面に接着していたほうが(3面接着)密着性が上がって良い気がしませんか?
実は2面接着で外壁の側面のみにコーキングが密着していると、コーキングのひび割れが防げるのです。
全面にコーキングが密着していると、家屋の揺れや歪みにきちんと追従できずにひび割れを起こす可能性があがるのです。
プライマーを塗っていきます。
コーキング剤には接着力がないため、プライマーを接着剤代わりにして外壁に密着させます。

コーキングガンを使ってコーキングを充填します。
隙間が出ないようにしっかり打っていきます。

最後にヘラで表面をならし、更に密着度を上げていきます。

コーキングの打ち替えの完了です!
コロニアル屋根塗り替え!

続いて屋根塗装です。
板金の棟板をケレン処理します。
サンドペーパーや研磨たわしで古い塗膜やサビを落とします。

金属部材にはサビ止めを塗っていきます。
金属は酸素に触れると酸化してサビを発生させます。
そのため、サビ止め塗料で塗膜を作り、酸素をシャットアウトします。

続いてコロニアル屋根を下塗りします。
ローラーを使って屋根全面を塗っていきました。

下塗りの1回目が終わりました。
今回の現場の屋根は非常に傷みが激しかったので、下塗り剤を2回塗っていくことになりました。

下塗り剤は屋根専用の遮熱塗料の『サーモテックメタルプライマー』を使用しました。

割れが起きていた部分を補修します。
コーキング剤を使うことでくっつけることができます。

スムースエポというコーキングを使って屋根を補修しました。

コロニアル屋根は、屋根材の隙間が少なく、塗料で埋まってしまう危険があるため、タスペーサーを設置し、縁切りしていきます。
屋根に侵入した雨の逃げ道を確保します。

屋根の2回目の下塗りです。
同じ塗料の重ね塗りのため、どこを塗ったかをしっかり管理して施工しました。

下塗りが完了しました。

続いて中塗りです。

ローラーを使って棟板ごと塗っていきました。

屋根の仕上げに塗ったのは『スーパーシャネツサーモF』という遮熱塗料です。
真夏には屋根は70℃近くの高温になることもあります。
屋根の表面温度の上昇で、室内の温度も上がり、冷房効率が低下するとも言われています。
夏の暑さ対策や節電対策にも屋根には遮熱塗料を使用することをおすすめします!

上塗りの様子です。
塗り残しに注意して作業しました。

屋根塗装が、完了しました!
軒天塗り替え!

続いて軒天の塗り替えです。
ローラーを使って塗っていきます。

軒天は屋根などによって直射日光が遮られる場所にあり、湿気がたまりやすくなっています。
そのため、カビや藻が発生し腐食の危険が高いところです。
そのため、専用の防カビ塗料の『マルチエース』でカビなどを抑えていきます。

2回目の塗装です。

軒天の塗り替えが完了しました。
外壁塗装!

外壁の塗り替えの様子です。
まず下塗りを行います。
足場の下も塗り忘れないようにします!

外壁の下塗りが終わりました。
今回は『エポパワーシーラー』という下塗り剤を使用しました。

続いて中塗りです。
中塗りと上塗りは同じ仕上げ塗料を使用して塗っていきます。

外壁の中塗りが終わりました

今回使用した外壁の仕上げ塗料は、アステックペイント社の『超低汚染リファイン1000MF-IR』です。
炭素のはいった有機物を含まない無機塗料で、非常に高い汚れにくさと耐候性(紫外線への強さ)を持っています。
また、無機塗料特有の非常に高い親水性で雨水によって汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を持った高性能塗料です。
汚れにくく、紫外線に強いことから外壁塗装におすすめの塗料です。

続いて上塗りです。
同じ塗料を重ねて塗っていくので、塗り残しのないように、どこを塗ったかしっかり把握して作業します。

外壁塗装が完了しました。
付帯部塗装!
付帯部ってなんですか?
付帯部(ふたいぶ)とは屋根や外壁以外の細かな部材の総称です。
雨樋、破風板、雨戸など細かい部材は、同じ塗料で塗り替えることも多く、付帯部としてひとまとめにすることが多くなっていきます。
破風板&雨樋塗替え

雨樋をケレン処理します。
サンドペーパーや研磨たわしで目荒らしし、塗料が密着するように表面積を増やします。

雨樋はポリ塩化ビニル樹脂でできているため、塗装は必要ないのですが、破風板や外壁などは塗り替えたので、雨樋だけ色褪せていると格好がつかないので、美観のために塗り替えます。

破風板も雨樋と一緒にケレン処理と塗替えを行います。
2つの部材とも屋根周りに設置されます。
似たような場所にあるので、一緒のタイミングで塗っていきます。

雨樋2回目の塗装です。
曲がっていたりするのでローラー以外にもハケなどを使って塗っていきます。

破風板の2回目の塗替えです。

雨樋と破風板の塗替えが終わりました。

付帯部はすべて『フッソUVコート』を使用しました。
フッ素樹脂配合で非常に高い耐久性を持つ塗料です。
また、カラーバリエーションも豊富で、お気に入りのカラーがきっと見つかることでしょう。
シャッターボックス塗替え

続いてシャッターボックスの塗替えです。
まず、表面をケレン処理します。

シャッターボックスは金属製だったので、マルチプライマーエポという錆止めを塗っていきます。

錆止めが完了です。

破風板同様フッソUVコートで上塗りを行います。

2回塗って塗膜を厚くします。

シャッターボックスの塗替えが終わりました。
最近普及しはじめた巻取り式の雨戸は、シャッター本体の巻取りに影響が出ないようにシャッターボックスのみ塗り替えることが多いです。
シャッター本体の塗替えについては担当にご相談ください。
水切り塗装

土台と外壁の間の水切りを塗っていきます。
こちらも金属製だったのでまずは錆止めを塗ります。

錆止塗装が終わりました。

細い部材なのでハケを使って塗っていきます。

1回目の塗装が完了です。

2回目の塗装です。

塗替え完了です!
ベランダトップコート塗り替え!

ベランダは雨水がたまりやすく、独自の防水性能を持っています。
FRP(強化繊維プラスチック)の防水層の上から、ウレタン樹脂塗料を塗って仕上げてあることが多くなっています。
FRP防水層が傷んでいると、雨水が染み込み雨漏りの原因になります。
そのため、下層のFRP防水層を保護するためにトップコートを塗り替えて保護していきましょう!
古い塗膜をケレン処理していきます。

今回は『バリュー工法』という水性塗料を使った防水工事を行いました。
臭気が従来の溶剤系防水塗装より少なく、住宅密集地帯などでも周囲環境に配慮した防水工事が可能です。
内装リフォーム工事!
外装塗装と一緒に、室内の気になるところもリフォームしたい!と思っている方は多いのではないでしょうか?
霞美装では、外装も内装も一回の工事でトータルリフォームを行っています。
今回は、トイレや洗面台のリフォームを中心に施工しました!
トイレの節水化!

実はお風呂よりトイレのほうが水を使用しているそうです。
節水節約を考えるときはまず新しい節水型のトイレにすることをおすすめします!

古いトイレを撤去していきます。
水道栓を止めて作業します。

今回新たにつけるトイレはタンクと壁が一体化したものになるので、トイレの壁紙も外していきました。

新しいトイレに交換します。
床まわりもすっきりして掃除が簡単です。

ウオシュレットとトイレットペーパーホルダーも設置してトイレのリフォーム完了です!
洗面台交換!


洗面台も新しいものに交換しました!
インターフォン交換!

インターフォンも新しくします。
外付けのカメラを取り外します。

新しく交換しました。

室内のドアフォンも交換完了です!
棚設置工事!


収納を増やしたいというご要望に合わせて棚を設置していきます。


ご自身でDIYするとなかなか手間がかかったり強度が心配ですよね……
そういうときはプロに任せてしまいませんか?
工事完了です!

内装・外装すべての工事が完了しました。
足場業者に頼んで足場を撤去しすべての作業が終了です!

引き渡しまえに現場を清掃します。
きれいに塗り替えたので、ゴミや汚れがないようにしましょう!


全6週間の工事が完了です。
霞美装では外装内装すべての工事を承っております。
外装工事に合わせて、内装の気になる場所も一気にリフォームしてみてはいかがでしょうか?