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施工事例

土浦市でアスファルトシングル屋根の家の塗装工事!3週間の工事で新築のような外観に!

概要

こんにちは、霞美装です。 今回は、土浦市のお客さまの塗り替え工事現場の様子をお伝えします。

施工内容 外壁塗装
防水工事
シーリング打ち替え
部分塗装
足場工事
現場調査・点検
その他
高圧洗浄
使用材料 外壁:プレミアムSSシーラープライマー、超低汚染リファイン1000SI-IR 付帯部:マルチプライマーエポ、フッソUVコート 軒天:マルチエース ベランダ防水塗装:リガードプライマー、リガードトップ コーキング:アステックシール
築年数 8〜9年
施工期間 約3週間

工事のきっかけ

建ててから8〜9年が経ち、塗り替え工事を検討していた。
現場調査が丁寧で、説明もわかりやすく、相見積もりのなかで当社に決めた。

現場調査!

まず、お見積を作るにあたって現場調査を行います。
おうちの劣化の具合や、どんな建材を使っているか確認して、工事内容を決めていきます。
今回の現場の屋根はアスファルトシングルという建材を使ってしました。
大きな傷みもないため今回は屋根塗装は行いません。
ただ、棟板などの屋根板金は金属製だったので塗り替えていきます。

アスファルトシングルってどんな屋根材?

アスファルトシングル、なかなか聞き慣れない建材ですよね。
こちらは、北米で人気の商材でアスファルトの防水シートの上に、着色された砂粒を吹き付けてあります。
非常に軽量で、カットなども簡単に行えるため、変わった形の屋根やデザイン性の高い意匠の屋根を作ることができます。
砂が剥がれ落ちて雨樋に詰まるというデメリットはありますが、コロニアル屋根や瓦とは違うデザイン性が楽しめると人気の商材です。

写真

屋根周りの雨樋と破風も色あせが目立ちます。
雨樋はポリ塩化ビニル樹脂でできているので、塗装は不要ですが、同じ屋根周りの部材である破風板を塗り替えるので一緒に塗り替えて行くのが一般的です。

写真

軒天の様子です。
屋根が直射日光を遮り、湿気がたまりやすい場所のためカビの発生や腐食に注意が必要です。
防カビ対策をしてジメジメの季節に備えましょう。

写真

外壁の様子です。
窯業系サイディングというボード状の建材が使われています。

写真

表面にコケが生えだしています。
塗料が傷んで落ちてきているのでしょう。

写真

上の写真と同じ箇所をサーモカメラで撮影した様子です。
色が青になっているところに水が溜まって外壁の温度が下がってしまっています。
結露が起きており、雨漏りに繋がりかねません。
このような外壁には溶剤系の塗料が使えません。

写真

最後に表面をスコープで拡大し、傷みの具合を直接確かめます。

写真

表面塗装が傷んできており、壁を伝う雨水が染み込んで雨漏りをおこす可能性があります。

足場設置&高圧洗浄!

まず、工事の準備として足場を設置します。
高さ2m以上の高所作業を行う場合は足場の設置が義務付けられています。
現場の安全のためしっかり施工します。

写真

足場の設置が完了しました。
弊社では、より安全な現場の維持のため、足場の設置は専門の業者に委託し行っています。

写真

高圧洗浄が完了しました続いて高圧洗浄機で汚れを落としていきます。
汚れたまま塗り替えを行うと、塗料の早期剥離に繋がりかねません。

写真

高圧洗浄が完了しました。

コーキング打ち替え!

続いて、外壁の縦目地のコーキングの交換に移ります。
古いコーキングにカッターを入れて引き抜きながら撤去しました。

写真

すべての溝を撤去します。
古いコーキングが残らないように、また、外壁をカッターで傷つけないよう、丁寧に作業しました。

写真

溝の周りをマスキングテープで養生し、プライマーを塗っていきます。
コーキング剤自体には接着能力がないので、プライマーが接着剤のかわりになっています。

写真

溝の最奥面にボンドブレイカーを設置します。
こうすることで、コーキング剤が側面の2面にのみ接着します。
2面接着で施工することで、コーキングが家屋の揺れや歪みに追従し、ひび割れや剥離を起こすのを防ぐのです。

写真

コーキング剤を溝に充填します。
専用のコーキングガンにカートリッジをセットし、均一になるよう施工します。

写真

最後にヘラで圧着し、隙間を埋めながら、表面を均します。

写真

コーキングの打ち替えが完了しました。

屋根板金塗装!

アスファルトシングルの屋根は塗り替えませんが、板金部材の棟などは塗り替えていきます。
まず、板金部材のケレン処理を行います。
サンドペーパーや研磨たわしで表面を目あらしし、古い塗膜やサビを剥がします。

写真

板金部は金属製のため、サビ止めを塗っていきます。
金属部材は、酸素と結びつくと酸化という化学変化をお越し、サビを発生させます。
酸化し錆びた金属は、非常にもろく、強度も低下してしまうため、保護のためにサビ止めを塗って酸素をシャットアウトする必要があるのです。

写真

サビ止めが終わりました。
このあと、仕上げにフッソUVコートという上塗り塗料を塗っていきます。

軒天塗り替え!

軒天は外壁より外側にせり出した屋根の裏側にある天井です。
玄関ポーチ、ベランダなどの軒先に設えられることが多くなっています。
非常に湿気がたまりやすい場所なので、カビの発生を防ぐために防カビ塗料で塗り替えます。

写真

1回目の塗り替えが終わりました。

写真

続いて2回目の塗装です。ローラーにたっぷり塗料をつけて塗っていきます。

写真

軒天の塗り替えが完了しました。

外壁塗装!

続いて外壁の塗り替えです。
『プレミアムSSシーラープライマー』という下塗り剤を使用して下塗りを行います。

写真

下塗りを行うことで、上塗り剤の密着力をあげ剥離を防ぐほか、傷んだ外壁に上塗り剤が浸透し色むらを起こすことを抑制します。

写真

横目地の隙間をコーキングで埋めていきます。
外壁サイディングは定尺の板材をはめあわせて壁にしていくため、サイディングボードの隙間が年月が経つと開いてしまいやすいです。
そのようなすきまから雨水が入り込んで、結露を引き起こすため、しっかりコーキングで隙間を埋めていきます。

写真

続いて中塗りです。
ここから、仕上げ塗料を使用していきます。

写真

今回、使用した塗料は『超低汚染リファイン1000SI-IR』です。
非常に高い高耐候性と低汚染性をもった高性能な塗料です。
有機物を含まない無機塗料のため、紫外線に強く、また親水性もあり雨水でのセルフクリーニング機能もあります。
外壁のきれいを保てるおすすめの塗料です。

写真

中塗り塗料が乾いたら、同じ塗料を重ね塗りして上塗りを行います。

写真

外壁塗装が完了しました 
艶のある美しい仕上がりになりました。

付帯部塗装!

付帯部って何?

付帯部とは外壁や屋根以外の細かな部材の総称です。
雨樋、破風板、雨戸などの部材をまとめて付帯部と呼んでいます。

破風板、雨樋塗り替え!

雨樋と破風板はともに屋根周りの部材になります。
似たような場所になるので、一緒に施工します。

写真

サンドペーパーや研磨たわしでケレン処理していきます。

写真

ローラーを使って破風板を塗っていきます。

写真

こちらは雨樋の塗り替えです。
奥にある破風板や、湾曲して見えない場所もしっかり塗り替えます。

写真

破風板、雨樋ともに2度同じ塗料を塗り重ね作業完了です。

コーナー塗装!

外壁の角に設置された帯コーナーの塗装の様子です。
帯というのはデザイン性や意匠性を向上させるために設置された板状の部材の総称です。
単色になりがちな外壁に差し色が加わり、印象が引き締まります。

写真

2回目の塗装です。
同じ塗料を塗り重ねて艶を出していきます。

写真

コーナー部分の塗装が完了しました。
帯の塗装は外壁の差し色として家の雰囲気を引き締める役割があると言いましたが、付帯部をすべて同じ塗料で塗装することで、さらに統一感が生まれスッキリとしたシルエットを作り出せます。

縦樋塗り替え!

ローラーを使って塗っていきます。
外壁は塗り替えが終わっているので、汚さないよう気をつけます。

写真

ローラーを使って塗っていきます。
外壁は塗り替えが終わっているので、汚さないよう気をつけます。

写真

2回目の塗装です。

写真

樋の塗り替えが完了しました。

水切り塗装!

外壁と基礎部分の境目に設置されている水切りの塗り替えです。
まず、他の部材同様、ケレン処理します。

写真

水切りは金属製のためサビ止めをまず塗っていきます。

写真

サビ止めが乾いたら、上塗りです。
細い部材のため、ハケを使ってはみ出しのないよう心がけました。

配管カバー塗り替え!

エアコンの配管カバーも塗り替えます。
外壁から外して作業します。

写真

ローラーを使って塗り替えます。

写真

配管カバーも雨樋同様ポリ塩化ビニル樹脂製で、破損のない限り塗装や交換が不要な部材です。
しかし、家屋全体を塗り替えたので、色褪せた部材は逆に目立ってしまいます。
塗り替えた美しい外壁に合わせるように塗装します。

写真

配管カバーが塗り替え終わりました。
乾いたらもとの場所に戻します。

シャッターボックス塗り替え!

シャッターボックスの塗り替えです。
こちらも金属製のためサビ止めをまず塗ります。

写真

上塗りの様子です。
サッシに合わせてこちらは白色で塗っていきます。

写真

シャッターボックスの塗り替えが完了です。

3週間にわたる工事が完了です!

すべての工程が完了しました。
最後に、足場業者に依頼して現場の足場を撤去していきます。

写真

施主さまにお引渡し前に現場をしっかり清掃します。
きれいに塗り替えを行ったので、汚れやゴミがないようにチェックします。
ここで塗装の状態も最終確認し、細かな塗り残しなどがあったら、タッチアップしていきます。

写真

今回の工事は約3週間の期間を有しました。
紫外線などで色褪せ始めた家屋が新築のような外観になったのではないでしょうか?

10年ごとにメンテナンスを行ない、長く住みよい家を!

家屋の塗り替え頻度は約10年に1回と言われています。
雨漏りなどのトラブルがないと、なかなか気づきにくいですが、紫外線や風雨によって家は常に傷んでいます。
大きなトラブルによる大工事を回避するためにも、定期的にメンテナンスを行ない、長く住みよい家を保っていきませんか?
霞美装では、塗り替え工事や雨漏り修理以外にも、内装リフォーム、コウモリ駆除、シロアリ対策など家屋の総合メンテナンスを承っております。
小さなお困りごとにも一生懸命対応いたします。
ぜひお気軽にご相談ください!

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